<校内暴力>カッター見せ、椅子振りかざし キレる小学生 (9月23日毎日新聞) 連日のように教室が騒乱状態に陥り、男性教諭たちが乗り込んで児童を“鎮圧”する。児童がカッターナイフで級友の鉛筆を切り刻み、切れ味をみせびらかす――。文部科学省の調査で、…

前原氏会見「改憲、自民と協議」 公明、はや大連立を懸念 民主党の新代表に選ばれた前原誠司氏(43)は十七日、都内のホテルで就任の記者会見に臨み、憲法改正について「民主党は改正が必要だという立場だ。改正を必要としている政党としっかり議論する中…

9月5日付・読売社説 [日露講和百年]「大衆迎合では国の道を誤る」 大西洋に臨むアメリカ北東部の小さな港町ポーツマスが、世界の視線を集めていた。 100年前の今日、1905年9月5日、日本とロシアの間でポーツマス講和条約が調印され、日露戦争が…

■【主張】「百人斬り」判決 史実の誤り広げかねない 南京で旧日本軍の将校二人が「百人斬(ぎ)り」を行ったとする報道の真偽が問われた訴訟で、東京地裁は「明白に虚偽であるとは認められない」として、「事実無根」とする元将校の遺族の訴えを全面的に退け…

「つくる会」教科書、来春用採択は1%前後の見通し(朝日新聞2005年08月18日) 来年春から中学校で使われる教科書の採択で、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーらが執筆した扶桑社版の歴史、公民両教科書の採択率がそれぞれ1%前後になる見通しであ…

■【主張】靖国神社 広く国民が参拝する場に(産経新聞2005年08月16日) 戦後六十年目の終戦記念日を迎え、靖国神社に例年を大幅に上回る二十万人以上の参拝者が訪れた。高齢者の戦没者遺族に交じって、若いカップルや親子連れ、学生らの姿が目立った。 参拝…

8月15日付・読売社説[戦後60年」「『戦争責任』を再点検したい」 60年目の「戦後」である。今年も、東京・九段の日本武道館で政府主催の全国戦没者追悼式が開催される。 追悼対象者の中には、いわゆる「A級戦犯」も、含まれている。過去、その遺族…

世論調査:「間違った戦争」43% 「やむなし」29% 戦後60年の終戦記念日を前に、毎日新聞は13、14の両日、戦争の評価などについて全国世論調査(電話)を実施した。日本が米国や中国などと戦った戦争を「間違った戦争だった」と答えた人は43%…

小中高生自傷行為:99年ごろから急増 奈良教育大調査 リストカットなど小中高生の自傷行為が99年ごろから急増していることが12日、精神科医の北村陽英・奈良教育大教授の調査で分かった。近畿の小中高校の養護教諭にアンケート調査したところ、教諭が…

戦後60年の原点:広島・長崎1945年 8月7日 作戦を続行せよ 午後、トルーマンは米国に帰着した。前日午前、まだ大西洋上の巡洋艦オーガスタで投下成功の一報を受け、席を立って喜んだ。 世界に大統領声明が流れた。使用したのは「原子爆弾」で、ポツ…

広島平和宣言'05/8/6 被爆60周年の8月6日、30万を越える原爆犠牲者の御霊(みたま)と生き残った私たちが幽明(ゆうめい)の界(さかい)を越え、あの日を振り返る慟哭(どうこく)の刻(とき)を迎えました。それは、核兵器廃絶と世界平和実現のため、ひた…

社説比較。 【社説】60年決議 言葉を超えた和解を(朝日新聞2005年08月03日) この10年間で何かが変わったのだろうか。きのう衆院で採択された「戦後60年」の国会決議を読んで、そんな思いにとらわれる。 決議は河野洋平衆院議長の指示で実現した。国…

中学歴史教科書 岡山・総社市教委 扶桑社採択を断念 抗議相次ぎ一転 岡山県総社市教委は29日、臨時教育委員会を開き、来春から使用する中学歴史教科書として大阪書籍の教科書を採択した。同市は当初、新しい歴史教科書をつくる会のメンバーらが執筆した扶…

中学歴史教科書 岡山・総社も「扶桑社」選ぶ 地区協否決、文科省に単独採択要望 岡山県総社市教委が、来春から使用する中学歴史教科書として、新しい歴史教科書をつくる会のメンバーらが執筆した扶桑社の教科書を選んでいたことが28日分かった。同市などで…

全中高一貫校で採択 都教委、つくる会の教科書 東京都教育委員会(委員長、木村孟・中教審副会長)は28日、来春開校の都立中高一貫3校で使う中学歴史教科書として「新しい歴史教科書をつくる会」主導の教科書(扶桑社発行)を採択した。 今春開校した中高…

「つくる会」の教科書、選定へ…栃木・大田原市 栃木県大田原市の市立中学全7校(生徒計約1660人)で来春から使う歴史教科書について、大田原市教科書採択協議会の調査員会は、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆した扶桑社発行の教科書が…

参拝“慎重派”も靖国議連を設立 自民 小泉純一郎首相の靖国神社参拝をめぐり、自民党の議連「靖国問題勉強会」(代表世話人・野田毅元自治相)が十二日、党本部で初会合を開いた。「参拝の是非を論ずるのでなく白紙から勉強する」と説明するが、発起人には野…

靖国参拝:慎重派が12日に初会合 自民「親中派」ら有志 自民党の衆参両院議員有志が12日、小泉純一郎首相の靖国神社参拝自粛を求める立場で「靖国問題勉強会」を発足する。先月末、首相参拝支持派の安倍晋三幹事長代理らを発起人とした勉強会が発足して…

自民憲法起草委が草案要綱案 7日示された要綱案によりますと、新憲法の前文には、「日本国民は、和の精神をもって国の繁栄をはかり、国民統合の象徴たる天皇と共に歴史を刻んできた」として、新たに天皇制についての記述を設けるほか、「自由、民主主義、人…

「中国は政治と経済の分離を」・自民党の安倍氏 自民党の安倍晋三幹事長代理は3日、大阪市で講演し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝による日中関係悪化を懸念するとの見方が経済界などにあることについて「中国は政治問題を経済に波及させ、目的達成を図るべ…

特報:『家族解体狙い愛国心もない』 悩める『現代』の心をつかむ? 地方自治体での「男女共同参画」をめぐる逆流が強まる中、自民党が参画理念と密接な「ジェンダーフリー教育」の撤廃に向けてプロジェクトチーム(PT)を立ち上げた。「過激な性教育」批判…

岐阜5人殺害初公判、被告が罪状認める 岐阜県中津川市の自宅で母親や生後間もない孫ら親族5人を殺害し長女の夫も殺害しようとしたとして、殺人罪などに問われた同市の元老人保健施設事務長、原平被告(57)の初公判が1日、岐阜地裁(土屋哲夫裁判長)であり…

社説比較。 社説:少年事件と法改正 厳罰化では子供を救えない 東京・板橋で15歳の少年が両親を殺した上、殺害現場の自宅をタイマーを使ってガス爆発させるという前代未聞の事件が起きた。福岡市では15歳の中学生が17歳の兄を刺殺した。 どちらも凶悪…

両親殺害の高1 親から暴行か 東京都板橋区の社員寮管理人夫婦殺害事件で、逮捕された高校1年生の長男(15)が腕にあざをつくり、友人に「親にやられた」と話していたことが23日分かった。 あざを見たのは中学時代の友人。約2年前、腕相撲をしていた時…

「東京裁判、正しかったか」 森岡氏、議員懇でも発言 「誇りある歴史、伝統をもつ日本を次代に伝える」などをうたう超党派の日本会議国会議員懇談会(会長・平沼赳夫前経済産業相)は22日、国会内で総会を開き、首相の靖国参拝継続を支持する決議を採択し…

政治の“いろは”:政界は「隔世遺伝」 自民、民主両党ともリーダーの多くは世襲議員だ。自民党では非世襲の実力者といえば古賀誠元幹事長、亀井静香元政調会長ぐらいだろう。小泉純一郎首相をはじめとする3代目も少なくはない。「自民党をぶっ壊す」などと叫…

靖国参拝、河野議長の首相への自粛要請に安倍氏が批判 自民党の安倍晋三幹事長代理は8日の記者会見で、河野洋平衆院議長が小泉首相に靖国神社参拝の自粛を求めたことについて、「河野議長は三権の長という立場であり、外交権は行政の長にあるのだから、もう…

■「家族破壊」を招くジェンダーフリー 過激性教育など安倍晋三氏が批判 「ポル・ポトを連想する」 5月26日に東京・永田町の自民党本部で開かれた「過激な性教育・ジェンダーフリー教育を考えるシンポジウム」で党のプロジェクトチーム座長を務める安倍晋…

週のはじめに考える 『人を悪まず』の難しさ(東京5月22日) 薫風やいずこ。惨事、不祥事、凶行、戦闘…。内と外で恨みの風が吹きます。難局に臨んで中国になんと孔子の教えで諫言(かんげん)するわが首相ですが、さて成り行きは。 「其(そ)の意を悪(…

■【主張】自民党改憲草案 識者と共に国家像つめよ(産経) 自民党の新憲法起草委員会は、有識者らを交えた諮問会議を発足させ、十八日に初会合を開く。 諮問会議は、起草委小委員会が四月にまとめた「小委要綱」に検討を加え、「起草委要綱」を作成する。こ…