自民・片山氏「憲法、前文含め全面的な改正を」
 自民党片山虎之助参院幹事長は21日の記者会見で、党が憲法改正案の策定作業を本格化させることに絡み「(現行憲法の)前文は悪文であり、前文から全部改めるべきだ」と述べ、全面的な改憲を目指すべきだとの考えを強調した。
 党が改憲論議を仕切り直すため新憲法制定推進本部を設置したことについては「大変結構なことだ。(以前のように)特定の人だけでやるというのはよくない」と評価した。(日経新聞20:00)

 2歳半で習い事14% 01年生まれ持つ家庭を調査
 2歳半の子供の14%には習い事があり、半数以上がテレビを一日2時間以上見て、35%の母親が職に就く−。厚生労働省が22日に公表した「第3回21世紀出生児縦断調査」から、幼児を持つ家庭のこんな傾向が明らかになった。
 調査は21世紀初年に当たる2001年1月と7月に生まれた子供を対象に、調査票を毎年継続して郵送することで実施。3回目の今回は子供が2歳6カ月になった時点で調べ、4万6897世帯から回答を得た。
 調査結果によると、習い事をする子のうち幼児教室(34%)が最も多く、次いで英語、水泳、音楽の順だった。午後10時以降に寝る子供は43・9%で、前回調査より7・1ポイント増加。79・9%の親が子供の食事に心配なことがあり、「食べる量にむらがある」「落ち着いて食べない」が40%を超え、「朝食をとらないことがある」も11・8%だった。(共同通信)