何処でも同じ。

【人民日報ニュース】 
中国人大学生の4大特徴
 中国共産主義青年団中央委員会と、全国学生連合会、コンサルティング会社・新生代市場監測機構が共同で発表した「2004中国大学生の消費・生活形態に関する研究報告」によると、中国の大学生の間では、次の四大傾向が顕在化しつつある。
 ▽依存性と独立性が並存
 大学生には固定収入がないため、学費や生活費、娯楽費などは家族への依頼度が高い。その一方で独立への意識も強く、両親に頼るのを「当たり前」と思わず、大多数がアルバイトなどをしている。
 ▽個性志向と集団帰属意識が共存
 大学生は個性の発揮を求め、独特な雰囲気を備えた人間を目指している。個性のある製品やブランドも好む。しかしこうした個性とはグループとしての個性であり、仲間同士を見れば互いに共通するところが多い。個性を共有することで仲間として認められたいという傾向が強い。
 ▽理性と衝動が共存
 大学生の内には、青春期らしい情熱と、文化人らしい理性が共存している。周りの物事に強い関心を持ち、ロマンチックなもの、目新しい変化や挑戦を求め、受け入れる。流行を追う一方で、独特の保守性も持っている。非常に理性的な一方で、衝動的な行為にも走る。功利的な面も強いが、自己犠牲をいとわないこともある。科学技術に憧れる一方で、心配性の一面も見せる。
 ▽貯蓄型とローン型が共存
 生活に困らず、貯蓄すらできる豊かな学生がいる一方で、借金なしでは学業を続けられない学生もいる。しかし、つきつめて言えば、大学生とは、先にお金をかけて知識を貯蓄する人々だ。(01/04)